【ビジネスマナー】飲み会の誘い、やさしく断ってOK|角が立たない伝え方とアフター5マナー

【クラスター】飲み会・アフター5とのやさしい付き合い方 アイキャッチ画像

上司や先輩から飲み会に誘われたとき、「絶対に参加しなきゃ」と身構えていませんか。アフター5は本来、自分のための時間です。この記事では、角を立てずにやさしく断るコツや、お酒が苦手な方のスマートな振る舞い方、ごちそうになったときのお礼まで、新社会人の方に向けてゆっくり整理しました。

そもそも「アフター5」は自分の時間です

就業後の飲み会やお付き合いは、本来プライベートな時間にあたります。誘われたからといって、すべてに顔を出す必要はありません。無理をして毎回参加していると、かえって疲れが溜まってしまいますよね。

とはいえ、判断の目安を持っておくと気持ちがラクになります。

  • 歓送迎会・忘年会・新年会などの季節の行事:仕事の延長として捉えられやすく、都合がつく範囲で参加しておくと、普段話せない人と親しくなれる貴重な機会になります
  • 日常的な軽いお誘い:自分の体調やスケジュールに合わせて、参加するかどうかを判断して大丈夫です

「今回は行く」「今回は見送る」を自分の中でゆるやかに線引きしておくと、誘われるたびに悩まずに済みます。

気まずくならない、やさしい断り方

断ること自体は失礼ではありません。ただ、伝え方ひとつで相手の受け取り方はやわらかくも、そっけなくもなります。ポイントは感謝の言葉を添えることです。

  • 「お誘いいただきありがとうございます。あいにく今夜は予定が入っておりまして……」
  • 「ぜひご一緒したかったのですが、今日は難しそうです。また誘っていただけたら嬉しいです」

このように、①誘ってくれたことへのお礼 → ②参加できない理由を軽く添える → ③次への含みという順番で伝えると、単に「行けません」と拒絶するよりもずっと印象がやわらかくなります。こうした言葉選びのコツはクッション言葉の使い方と例文でも詳しく紹介しているので、あわせて読んでみてください。

お酒が苦手な人のスマートな振る舞い方

お酒が得意でない方は、無理に飲む必要はありません。周りに合わせようと頑張りすぎなくて大丈夫です。

  • あらかじめ伝えておく:「お酒はあまり得意ではなくて」と早めに周囲に伝えておくと、その後の誘いでも自然に配慮してもらいやすくなります
  • ノンアルコールで場を楽しむ:「ウーロン茶でご一緒させてください」など、飲み物を変えて雰囲気を楽しむのも一つの方法です
  • 相手に飲酒を強要しない:これは自分が飲めるかどうかに関わらず、飲み会の場での大切な心がけです

飲めないことは弱みではなく、ただの個性です。無理をせず、自分に合った形で場に参加できれば十分です。

「無礼講」と言われても、心にとどめておきたいこと

上司が「今日は無礼講で」と声をかけてくれることがあります。せっかくの気遣いなので、その空気を楽しみつつも、いくつか意識しておきたい点があります。

  • 上司や先輩への敬意は保つ:言葉通りに受け取って羽目を外しすぎないようにしましょう
  • 周囲への配慮を忘れない:お店や他のお客様の迷惑にならないよう、声の大きさなどに気を配ります

「無礼講」は、あくまで肩の力を抜いて楽しんでほしいという気持ちの表れ。節度を保ちながら場を楽しめば、上司や先輩からの印象もより良いものになります。

ごちそうになったときの「3回のお礼」

上司や先輩におごってもらったときは、次の3つのタイミングでお礼を伝えるのが目安です。

  1. お店を出たとき:「今日はごちそうさまでした」
  2. その場で別れるとき:「本日はありがとうございました。楽しかったです」
  3. 翌朝、出社して顔を合わせたとき:「昨日はごちそうさまでした」とひと言添える

3回目の翌朝のお礼は忘れがちですが、これがあると「きちんとした人だな」という印象につながります。周りに人がいる場合は、大げさにならない程度に軽く伝えれば十分です。

まとめ

飲み会やアフター5との付き合い方は、次の3点を意識するだけで気持ちがぐっとラクになります。

  • すべてに参加する必要はない:季節の行事は前向きに、日常の誘いは自分の都合で判断してOK
  • 断るときは感謝の言葉を添える:拒絶ではなく、やわらかい伝え方を心がける
  • 飲めない・行けない自分を責めない:事前に伝えておけば、周囲も自然に配慮してくれます

飲み会の場でも普段の職場でも、言葉選びに迷ったときはクッション言葉の使い方と例文敬語と呼称のマナー完全ガイドもあわせて参考にしてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q1:飲み会の誘いを断ったら、評価が下がってしまいますか?

A1:断り方次第です。感謝の言葉と配慮のある伝え方をすれば、大きな問題になることはあまりありません。歓送迎会など特に大切な行事は、可能な範囲で参加を検討してみるとよいでしょう。

Q2:お酒が苦手なことは、いつ伝えればいいですか?

A2:入社後の早い段階や、飲み会に誘われた時点で伝えておくのがおすすめです。あらかじめ伝えておくと、その後の誘いでも周囲が自然に配慮してくれるようになります。

Q3:「無礼講」と言われたら、本当に自由に振る舞っていいのですか?

A3:言葉通りに受け取らず、上司や周囲への敬意は保ちながら場の雰囲気を楽しむくらいで留めておくと安心です。

Q4:毎回飲み会に参加しないと、職場で浮いてしまいますか?

A4:必ずしもそうとは限りません。アフター5は本来プライベートな時間なので、無理のない範囲で判断して問題ありません。日頃の報連相や挨拶などを丁寧にしていれば、飲み会の参加頻度だけで関係性が大きく損なわれることは少ないでしょう。